家が完成して、次は外構工事となったときに一番最初に考えたいのがカーポートを付けるかどうかです。
なぜかというと庭に対してカーポートが占める面積の大きさや、金額面などカーポートの有無によって左右される事が非常に多いからです。
また、カーポートを活用することで家庭に合わせて1台、2台など車を守りつつ空間をおしゃれに演出することができます。
それでは、そもそもカーポートとは何なのか、何のために付けるのか、実際の活用事例をお伝えしていきたいと思います。
カーポートとは、柱と屋根で構成された簡易的な車庫のことを指します。
近年、柱や屋根の構造部はアルミ材、屋根材にはポリカーボネート板を使用するのが一般的になっています。
カーポートによっては、全てアルミ材で構成されていたり、屋根材にスチール折板(ガルバリウム鋼板)が使用されているもの等、様々な仕様が各メーカーから販売されています。
また車を駐車する台数も1台用、2台用、3台用と必要に合わせてサイズも様々なバリエーションが用意されています。
最近では個人でキャンピングカーを所有している方も増え、キャンピングカーを停める事が出来るハイルーフタイプのカーポートもあります。
デザインも様々で昔に比べおしゃれになっており、ご自宅の建物に合わせたデザインのカーポートを選ぶ事が可能です。
続いてカーポートを付ける目的についてですが、こちらも様々です。
例えば、
①大切な愛車を雨や汚れから守りたい。
②雨の日に濡れずに家から車まで行き来したい。
③寒い地域では雪や霜から車を守りたい。
④車だけでなく、自転車やバイクも停めたい
などの理由があげられます。
1台だけではなく2台など複数台を停めたいなどもここに当てはまります。
その他にも最近ではおうち時間が増えた事もあり、カーポートの下で家族や友人たちとバーベキューをしたり、趣味の空間としておしゃれにかつ機能的に活用する事も増えています。また、カーポートにオプションでライト(照明)をつける事で、夜暗くなってもおしゃれに様々な用途で活用する事ができるようになります。
実際のカーポートの活用事例を紹介します。
今回紹介させていただくものは、カーポートをより機能的にかつおしゃれに演出したいと考案したのが上記の写真のカーポートになります。一見、普通のカーポートのようにもみえますがよくみると屋根が家の軒先に向かって伸びています。もちろん通常のカーポートのように屋根の下のスペースには車1台〜2台を駐停車することができます。このカーポートのプラスワンの機能は柱から家側に向かって1.5m程度、伸びているカーポートの屋根が有ることにより、雨の日でも濡れずに玄関まで行くことができます。
さらに自転車もこのスペース部分に停める事ができますので、とても快適におしゃれに活用できるようになります。
ひと言でカーポートと言っても多種多様で様々なので、選ぶ際には1台用なのか2台用のカーポートが必要なのか、どんなデザインがおしゃれにかつ自宅に似合うのか、カーポートは車を停車するだけ、もしくはそれ以外の用途でも使うのか等をしっかりと検討してから選ぶことが大事です。
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